サラリーマン辞めて海外に移住します

退職

この記事を読んでくださっているあなたへ。

こんにちは。たくみです🙋‍♂️

いきなりですが、先日、勤めていた某大手コンサルファームを退職しました。そして2022年10月末から、ヨーロッパのジョージアにプチ移住してきます。

今回は、在職中の話からどのような経緯でジョージアへ行くのかという理由まで書いていきます。

次に当てはまる人は、この記事を読んで「へぇ〜」ってなります
・「コンサル会社で働くのってどんな感じ?」と興味がある人
・「コンサル会社でどんなスキルアップができるの?」と知りたい人
・海外で働くノマドワーカーに興味がある人
・複数の仕事をしているスラッシュワーカーに興味がある人
それではご覧ください。

コンサルタントとして働いてみて

採用に至るまで

まず、私は中途採用で未経験からコンサルティングの世界に飛び込みました。

高学歴ハイスペックが当たり前の企業に、平凡な私が使ってもらえたのは幸運でした。いわゆるポテンシャル採用枠だったと思います。

募集していた業務知識(会計業務)をたまたま有しており、面接でキャリア構想を話して評価されたおかげでした(そのときに描いていたキャリアからは全く変わりましたが)。

そして、コンサルタントとしてのキャリアを歩み始めることになりました。

転職活動が終わり一安心。この頃は新しい仕事に対してやる気が満ちていました!

「やりながら慣れろ」で投げ出された現場

入社初日。甘い考えかもしれませんが、まずはOJTのようなものがあることを期待していました。直属の先輩たちから「コンサルタントとは〜」「このツールの使い方は〜」と教えてもらえるんだろうなぁ、と。

しかし、入社初日にPCやスマホなどの電子機器を貸与された後は「この動画を見ながら初期設定をしてください」と言われてプロジェクトに投げ込まれました笑

後述しますが、毎月何十人と雇用していた企業だったので、一人一人に対応することは現実的ではなかったです。また「これくらい一人でできて当然」だと言わんばかりの雰囲気もありました。

こんな環境で仕事についていくことができるんだろうか…

最後にはなんとかなりましたが、当時は不安からスタートしたのを覚えています笑

憧れがあった在宅ワーク

コンサルタントはプロジェクト単位です。加わったプロジェクトは、出社か在宅ワークを選べました。

最初は分からないことだらけだったこともあり(一緒に働く人の顔も分かりませんでした笑)、毎日出社して仕事に慣れていきました。

そして、数ヶ月間は出社していましたが、プロジェクト内での役割が変わったタイミングで在宅に切り替えています。

これまで毎日出社が当然だったので、これが初めての在宅ワークでした。

在宅ワークが合う・合わないと意見は分かれると思いますが、私には非常に合っていました。

【在宅ワークで良かったこと】
・通勤時間を資格の勉強に使うことができる

・スキマ時間で洗濯をすることができる
・自炊をして昼食代を浮かすことができる
・お昼ご飯を食べた後、昼休みの残り時間に昼寝できる
出社していたときと時間の使い方が全然違い、充実した日々を過ごすことができました。

大手コンサル会社のプロジェクト業務

未経験から飛び込んだ私にとって、コンサル業界は驚きの連続でした。

一つのプロジェクトで数ヶ月〜数年働き、任期が終わればまた違うプロジェクトに着任するという仕事のスタイル。

毎月何十人と大量に雇用して、新卒から中途まで、さまざまな業界からあらゆる知見を持った人が集まる会社。

役職に関係なく、誰もが「さん」付けで呼び合うという習慣(これには、前職の上下関係が厳しかった私にはしばらく慣れなかったです笑)。

充実している福利厚生(会社にあるマッサージルームが最高でした…)。

他では得られない経験を積むことができました。

在職中に得られたスキル

コンサル業界は担当するプロジェクトごとに、その業界の知識を新たに覚える必要があります。

なおかつ即戦力が求められているので、初期は本当に覚えることが多すぎました笑

これは上司が言っていた話ですが「コンサルは1週間働けば『専門知識がある』とされ、1ヶ月働けば『プロフェッショナル』と言うことができる。」そうです。

仕事をする中で数多くのスキルが身につきました。その中でも「これは特にコンサル視点が強いな」と思った2つを取り上げます。

MECEでの資料作成能力

一つ目は「MECEでの資料作成能力」です。
MECEとは…
Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive」の頭文字を取った造語。
「モレなく、ダブりなく」という意味。

他の業界にも共通することだとは思います。しかし、勤務していた会社では特にこの「モレなく、ダブりなく」を意識していました。

クライアントに提出するための資料においては、何度も複数人で目を通し、MECEにできているかを意識してブラッシュアップしていきました。

そのおかげで、資料を作成する際の構成力などは向上していきました。

仮説思考

2つ目は「仮説思考」です。

それってなんぞや?

これはつまり、現時点で持っている情報から「これはこうなりそうだ」「これはこういう意味かもしれない」と仮の答え(=仮説)を立てて、その仮説に基づいて情報収集や調査をしていくという手法です。

書いていて自分でもよく分からないので、例を使って説明します笑

(例)
「10〜20代をターゲットにした広告の効果が下がっている」
↓つまり?
「マス広告とネット広告の費用は半々だが、マス広告の効果が減少しているようだ」
↓つまり?
「年代別に見ると、若年層のテレビ離れが進んでいる」
↓つまり?
「若年層は動画配信サービスの視聴が増えている」
↓つまり?
「ネット広告の割合を増やすべきではないか」(仮説)

(これはあくまでも例ですが)このように仮説を立て、行動に移していく思考を鍛えられました。

その結果、分からないことがあってもこの仮説思考を基に、検証と修正を繰り返し進めることが可能となりました。

なぜ退職するのか

コンサル時代の話をここまでしてきました。
ここからは「退職に至った経緯」「これからどうするのか」を書いていきます。

「自分はこのままで幸せか?」と考え続け…

前述の通り、コンサル会社でさまざまな恩恵を受け、経験を積むことができました。

ネームバリューのある企業にコンサルタントという仕事。
いろんな業界に関わることができて、新しい知識が手に入るという仕事も私には合っていたと思います。

しかし、働くうちに「自分はこのままで幸せか?」と思うようになりました。

私は海外志向が強い男でした。ノマドワークやフリーランスといった「自分のスキルを持ち、場所や時間にとらわれず働く」ことに憧れを持つ男でした。

このままいまの会社で働き続ければ、安定はしている。食べていける。保障も厚い。けど、自分がやりたいことからはズレている。それで幸せだろうか。

このように考え始めたのです。

自分の人生。これから何度、挑戦と失敗を繰り返せるだろう。何歳からでもできるだろうが、できれば早いうちにいろいろ試したい。自分に何ができるか、何が向いているのか確かめてみたい。

自問自答を繰り返しました。
辞めることによるメリット・デメリットを書き出しました。
辞めるリスクと辞めないリスクを羅列しました。
周りの人に相談もしました。
有償で自分の長所・短所を分析もしました。

考えて考えて、考えた結果。私は退職を決意しました。

ジョージアに行くことになった経緯

ではなぜ、日本で働いていた普通のサラリーマンが、ヨーロッパのジョージアへ行くことになったのか。

結論から言うと、ジョージアで開催されている海外ワークショップ「ノマドニア」に参加してきます!

ノマドニアとは…

海外で働く現役のノマドワーカーや、複数の仕事をしているスラッシュワーカーが講師となり、リモートワークで稼げるようになるために10種の職業を体験する海外ワークショップ。

 

ノマドニアについての詳細はまだここには書きません。

この記事を書いている時点(2022年10月中旬)では、まだ渡航も参加もしておらず、すべて人から聞いた話になるからです。

実際にジョージアへ渡航して、体験すれば改めてその経験を書きます。

しかし、私はノマドニアの説明や参加者の体験談を聴いて、参加を決意しました。
2022年10月末からノマドニアに参加して、そのまま数ヶ月間はジョージアに滞在する予定です。

以上が、退職に至った経緯と、それからなぜ海外に行くのか、という理由でした。

これから

退職した現在(2022年10月中旬)は、渡航の日をカウントダウンしながら結構充実した日々を過ごしています笑

これからはジョージアでの体験記や、ノマドワーカーとしてのお話を書いていきたいと思います。
これまでのサラリーマンとしての経験を活かして、これからはノマドワーカー、スラッシュワーカーのたくみとして成長できるように頑張ります!
以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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