【会社員vsフリーランス】12個のメリット・デメリット

まとめ

こんにちは!たくみです。

今回のテーマは、「会社員」「フリーランス」のそれぞれのメリット・デメリットについてご紹介していきます!

私はこの記事を書いている時点(2020年2月)では、まだ会社員です。
しかし、あと一月後には会社を辞めてワーキングホリデーに行きます。

ワーキングホリデー終了後の人生は、再びどこかの企業に就職するのか、フリーランスとして働くようになるかは決めかねています。
加えて、最近自分の周りにフリーランスとして活躍している人たちが増えているので、その人たちから聞いた話をあわせて、今回まとめてみました。

自分と同じように、フリーランスになろうか悩んでいる人の参考になれたら嬉しいです。

会社員側のメリット・デメリット

まずは会社員側から、まとめるとこんな感じです。(なお、会社側に関しては会社員である私の偏見が含まれる場合があります。)

現代、フリーランスより会社員の数の方が圧倒的だと思いますが、会社員のメリットはやはり「安定」でしょう。具体的には下記3つです。

メリット①:給与が安定している

当たり前ですが、会社員は毎日出勤して、定時の間働いていれば、毎月定額の給与が振り込まれます。

会社に属していれば仕事はどんどん出てきますから、仕事が無いという状況も無いです。(極論、会社に属していれば仕事内容が何であれ、毎月固定給は入ってきますが。)

(業績に応じた歩合制等でなければ、)毎月定まった金額の固定給が振り込まれるのがメリットです。
毎月もらえる給与が大体予測できれば、その月の生活費にどう充てるか予測もできるので、給与の安定=生活の安定でもあります。

メリット②:福利厚生保障

これも会社員ならではですね。

企業に属していれば、福利厚生の手当が厚いことも大きなメリットです。

一口に「福利厚生」と言っても、中身は「法定福利」「法定外福利」に大きく分かれます。

法定福利とは…法律で決められている福利厚生
(例)健康保険、厚生年金保険、子ども・子育て拠出金等
法定外福利とは…企業が独自に行っている福利厚生
(例)社員食堂、交通費、住宅手当、特別休暇等
この法定外福利に関しては、企業によって内容は千差万別です。会社によって、食堂を充実させる会社、レジャー活動を促進する会社、またIT系では昼食後に「シエスタ(仮眠)制度」を設けている企業もあります。
これはあくまでも会社が独自に行う内容なので、会社によって差は出てきます。しかし、この制度が充実している会社なら、行くのが楽しくなりますね。

メリット③:会社に守られる

3つ目のメリットは、会社に属していれば会社があなたを守ってくれるということです。

これはつまり、会社が代行して色々としてくれます。

保険も会社が入って、税金も会社が払ってくれて、自分はする必要がありません。

加えて会社に属していれば、社会的信用を得られて、審査が必要なクレジットカードの発行も通常通ります。会社で働き続けて車や家の購入を考えるようになった時、会社員であればローンも通りやすくなります。

この社会的信用は日常生活を支える重要な部分です。

 

「安定」というメリットがある会社員ですが、だからこそ辛い面もあります。

デメリット①:時間に縛られる

会社員だと、フレキシブル制度を導入していなければ、大半の企業の就業時間が被ります。そうなると通勤時の満員電車が会社員の辛い部分です。地方はその限りではないかもしれませんが、都市部ほど朝晩の通勤で電車を利用する人が多いと思います。

大体の会社は朝9時頃が定時なので、それに合わせて7時から8時の電車内はすし詰め状態です。
そして会社に出勤すれば、当然定時まで帰ることはできません。

朝から晩まで働いて時々休みがある日々を、会社員は続けなければいけません。

デメリット②:規則に縛られる

(これも業種・会社によって内容は異なると思いますが、)会社のルール(就業規則)に従い、会社の歯車として働くのが会社員です。

会社がスーツ着用を義務付けるならそれに従い、出張や転勤を命じるならそれに従う。
定時の間は働き、急な仕事の場合は残業や休日出勤も発生する。

会社に属している限り、会社の指示には従わなければいけないので、自分を表現したいと思う人には、不向きかもしれませんね。

デメリット③:仕事をする相手を選べない

これは同僚・上司・取引先全般に言えることです。

仕事を円滑に進めるうえで、周囲との連携は不可欠ですから、仲が良好に越したことはありません。

しかし、お互いに人ですから性格や考えの不一致で、自分とは合わないと思う人もいると思います。そうは言っても、殊仕事に関しては、自分の相性・苦手を前に出すのではなく引っ込めなければいけません。

社内では特に自分の立場が下の場合、相手の顔色を伺いながら、苦手な人でも仕事を続けなければいけない場面も出てきます。
社外の取引先とは言わずもがなです。

今の立場を変える以外には、自分の気持ちを抑えながら仕事を続けていくことも必要になってきます。

フリーランス側のメリット・デメリット

次はフリーランス側です。

まとめるとこんな感じです↓

メリット①:働く時間が自由

フリーランスの魅力の一つは、「時間に縛られない」ということです。

会社員のように定時の間働くという義務が無く、自分の都合で何時に始めて何時に終わっても良い。

通勤時間というものが無くなるので、その時間を他に活かすことができます。仕事に費やすも良し。趣味に費やすも良し。例え寝坊してしまっても、会社に行くわけではなく在宅で仕事ができるので、問題なしです。休憩をいつ取るのも自由。

自分のライフスタイルによって働く時間を変えることができて、朝早くでも夜遅くでも選ぶことができる点が魅力ですね。

メリット②:場所を選ばない

これも大きな魅力ですね。

フリーランスの仕事は、パソコン一つあればできる仕事が多いので、ネット環境があれば屋内・屋外はたまた国内・国外問わず仕事ができてしまいます。

企業と契約すれば、会社に行って働くこともありますが、旅行が好きな人は国内の地方や海外に
滞在しながら仕事をしています。

旅行が好きだからフリーランスになったのか、フリーランスになって自由になったから旅行が好きになったのか。フリーランスの人は前者が多い気がします。

(ちなみに余談ですが、「時間」にも「場所」にも縛られないフリーランスですが、海外に滞在して日本企業と仕事をする際は、時差が悩みどころだそうです。「7時に打ち合わせ」と言っても、現地の時間と日本時間は違いますからね。基本日本時間に合わせるので、持っている時計の内どれかを日本時間にしている方もいらっしゃると聞きました。)

メリット③:年齢ではなく実力主義

フリーランスになる人は2パターンいると思います。

①まず就職して、数年経って実力を付けた後により良い条件を求めて独立するパターン。
②就職をせずに学生から直接フリーランスになったパターン。
どちらが良い悪いは、現会社員の私には述べることはできません。
言えるのは、どちらでも努力されているということです。
その努力が認められれば、企業から仕事をもらっている人たちがいます。
例え何歳であっても、実績があれば他の人を超えることが可能になります。
フリーランスは時間にも、場所にも、年齢にも縛られません。
フリーランスのメリットでキーワードは「自由」でしょうか。
そんな「自由」を手にしたフリーランスですが、こんなデメリットがあります。

デメリット①:収入が不安定

「不安定」というより、「変動する」と言ったほうが適していますね。

会社員は固定給があり、毎月の給与額は大体決まっています。

しかしフリーランスは、その時に受け持っている仕事量で額が変わってきます。
頑張ったら頑張っただけ入ってくるというメリットがある反面、仕事が無ければ収入0という完全に自己努力の世界です。

自由を得た一方で、自分の責任は増加します。それは下記のデメリット②においても同様です。

デメリット②:全ての作業を一人でやる

これはフリーランスでも、業種によって異なるかもしれません。

会社の場合は、会社は大きな組織であり、仕事をチームごとに分けて、連携作業で進めていきます。

しかしフリーランスの場合は、営業⇒提案⇒作業⇒納品までの一連の流れを一人でこなす必要があります。

会社のように、一つの仕事を複数で処理するチームプレイではなく、単独で考え実行する個人プレイです。仕事でミスが起きればすべて自分の責任なので、会社員より責任は重くなります。また、ずっと一人で作業しなければいけないので、孤独感も付随してきます。

一人でやるという責任感と、孤独に耐えられるメンタルが備わっていないとフリーランスとして活躍するには厳しいのではないでしょうか。

デメリット③:社会的信用や福利厚生

これに関しては、会社員の方が手厚いのではないでしょうか。

先ほども述べましたが、フリーランスは個人プレイです。

保険や年金等も全て自分で決めて手配する必要があります。

税制上の手続きは、会社に属している場合は財務部が一括してくれますが、フリーランスでは自分でやるか、税理士と契約する必要があります。

また、会社に属していれば会社の名前が付いてきて、クレジットカードやローンを組むことができます。しかしフリーランスは収入が不安定の為、

カードを作りづらい
ローンを組みにくい
物件を借りにくい

等のデメリットがあります。信用に関しては、フリーランスは得にくい部分がありますね。

まとめると

最後にもう一度、会社員とフリーランスのメリット・デメリットをまとめます。

□会社員
【メリット】
①安定した給与

②保障された福利厚生
③会社によって守られる
【デメリット】
①時間に縛られる
②規則に縛られる
③仕事相手を選べない
□フリーランス
【メリット】
①働く時間が自由

②働く場所が自由
③年齢より実力主義
【デメリット】
①収入が不安定
②すべて一人でやる
③社会的信用が劣る
どちらにも良い面・悪い面はあります。
もしあなたが会社員からフリーランスに転身を考えている、または就職せずに最初からフリーランスで働く道を選ぶなら、これらを参考にしてみて下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました