【合格体験談】日商簿記2級の独学勉強方法

ブログ

こんにちは!たくみです。

先日、日商簿記2級を受験してなんとか合格しました!

今回は、合格するまでにかかった期間や使用した参考書、勉強方法や対策など、合格するまでにしたこと全部お話しします!

これから日商簿記を受ける人の参考になれば嬉しいです😊

では、始めます。

日商簿記2級

勉強した期間

ネットで調べてみると、一般的に日商簿記2級を取得するまでにかかる期間は300時間程度と言われています。

僕の場合は、トータルで勉強していた期間は4ヶ月、平日の朝に1時間、休日に5時間程度のペースでした(この期間中ずっと勉強していたわけではなく、諦めそうになったり他のことをしたりしたので、余計に時間がかかったのですが…)。

そのため、トータルの勉強時間としては200~250時間くらいで取れたかな、と思います。

試験が終わった後だから分かりますが、試験そのものは何百時間もやらなければ合格できないというものではないです。要領が良い人であれば、もっと短い時間で合格できるはずです(あくまで合格できるという話で、その知識が定着しているかと言えば微妙ですが)。

使用した参考書

教材は、3級のときに使用した「スッキリわかる」シリーズを2級でも使いました。

使用したのは商業簿記・工業簿記の参考書、そして試験の予想問題集の3冊です。

 

参考書は他にもいろいろありますが、個人的にはこの参考書の説明が一番分かりやすかったです。

仕訳の理解がしやすく、テキストと問題集が1冊にまとまっている点もお財布に優しくて良かったです。

他には何も使っていません。資格の勉強で大事な点は、いろんな参考書に手を出すよりも同じ参考書を何周もしたほうが良いと思っているからです。

ましてや2級は、商業簿記と工業簿記という2種類を勉強しなければいけません。

参考書も2冊に分かれ、加えて試験対策用に過去問の問題集もあります(試験対策用に問題集は必須です!)。

一冊の参考書を一周するだけでも時間がかかるので、他の参考書に浮気せず、同じものを繰り返し勉強することをお勧めします。

この参考書はネットから回答用紙をプリントできるので、テキストと過去問の回答用紙を数回分印刷して、何回も解いていました。

勉強方法 ~インプット編~

参考書と過去問題集。これらをどのように勉強していくのか、これからお伝えします。

勉強で大事なのはインプットとアウトプットです。この二つの観点から、どのように勉強したかをお伝えしていきます。

まずはインプットから。

①1回で覚えようとしない

インプットの方法というかマインドの話になりますが、インプットは1回で全部覚えようとしないことがコツです。

勉強のインプットは絵を描くようなイメージで、何回も重ね塗りして徐々に濃くしていくものです。

1回参考書を読んで、いざ問題を解いてみても「全然分からない、覚えたはずなのに…」と言う経験はありませんか?

そこでへこまなくても大丈夫。

覚えてないのが普通、解けないのが当たり前と考えるくらいでちょうどいいのです。

1回で覚えようとして何時間も時間をかけるよりも、何回も同じ問題をやって知識を徐々に濃く、深いものにしていきましょう。

②書かない。何回も読むだけ。

次にインプットの方法ですが、どのような方法を思い浮かべますか?

参考書を読む、音読する、ノートに書き写す…いろいろな方法があるでしょう。

僕のおすすめは「参考書を繰り返し読む」。ただこれだけです。

声に出して音読する必要も、何回も書く必要もないです。コツとしては、次のようなところです。

・1回の読むスピードを速くする
・徐々に理解を深くしていくイメージ
・何回読んでも理解の浅い箇所は書き出す

最初から書いて覚えていては、参考書を一周するのに時間がかかります。

書き終わってもう一度最初のほうを振り返ってみても、時間が経過しているので忘れていることも多いです。

それよりも、一周にかける時間を少なくして何周も読み込んでいきましょう!

勉強方法 ~アウトプット編~

アウトプットに関しては至ってシンプルです。

問題を解きまくる。

以上です(笑)

本当にこれだけで、実際に私もノート数冊使って問題を書きまくりました笑

至ってシンプルですが、もう少しだけやり方をご説明します笑

①工業簿記をめちゃくちゃ解きまくる

商業簿記と工業簿記に分かれている日商簿記2級。

試験の配点は商業60点、工業40点です。そして合格ラインは70点以上。であれば、工業の分野で得点を稼いでおくと安全ラインが確保しやすいです。

さらに工業簿記の試験内容は類似問題が多く、勉強しておけば確実に点数を稼ぐことができます。

満点が理想ですが、30点~35点以上取れれば商業でカバーできるでしょう。

②過去問を解きまくる

試験合格には、過去問の問題集を解くことが必須です。

参考書を読むだけでは、各設問をどのくらいの時間配分どのような順番で解けば良いかが分かりません。

自分は設問1の理解は十分だけど、設問2と3がまだよく分かっていないからここを重点的に勉強しよう。
工業簿記の正答率がまだ7割だから、8割以上は解けるようにしよう。など、自分の得意分野・苦手分野を理解しておくためにも、過去問は解いておきましょう。

さらに言うと、経験談ですが試験で出た内容は過去問に非常に類似している問題も多かったです。
金額が違うだけで、あとの解き方はほとんど同じといったような問題もありました。

そのような問題にでくわしたときは「ここは取れた!」と、自信に繋がります。

過去問や予想問題集を3周でも4周でもして、問題に慣れておきましょう。

まとめ

最後に、要点をまとめていきます。

・日商簿記2級は商業と工業に分かれる
・商業簿記と工業簿記の参考書及び過去問の問題集の3冊で対策
・参考書は1種類に絞る。他の本に浮気しない

・試験では工業簿記を得点源に!
・インプットの段階では何回も読んで理解を深めていく
・アウトプットの段階では、回答用紙をプリントして過去問を何周もする

以上です。

近年は合格率が低くなっている2級ですが(私も何回も落ちました)、落ちる原因は勉強不足・理解不足だなと感じています。

しっかり勉強して対策すれば、1回で合格することもできる試験だと思いますので、諦めずにトライしてみてください!

最後まで読んでくださってありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました